ToyStudio 1.6.0.7 をアップ -その2-

IKハンドルについて

IKハンドルのスタート ジョイントとエンド ジョイントの間に下図のように「ツイスト円」がつきました。

このツイスト円を直接左ボタン ドラッグすることで、IKのツイスト角(ひねり角)を設定します。

また、IKハンドルの本体を直接左ボタン ドラッグすることで、IKハンドルを移動できるようになりました。

オブジェクト ウィンドウの「IKハンドル」タブには「ツイスト角」と「極ベクトル」の項目が増えました。極ベクトルの「球面線形補間」チェックがONの場合、極ベクトルのアニメーション キーは球面線形補間され、OFFの場合角XYZ要素が個別に補間されます。

その3へ続きます。

更新内容の一覧についてはバージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.0.7 をアップ -その1-

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.0.7をアップしました。

今回のバージョン アップでは、ポージングやアニメーションに関係する基本機能を強化しました。予定よりもソフトウェアの変更範囲が大きくなってしまい、実装に時間がかかりました。

マウス カーソルについて

まず最初に、3Dウィンドウで表示されるマウス カーソルが、以下のようなタイプに変更になりました。

図形要素をポイント選択する場合、計算上は点ではなく小さな矩形の位置をチェックしているのですが、その矩形がカーソルの左上に表示されるようになりました。ボーンやIKハンドルなどの選択がだいぶやりやすくなったと思います。矩形のサイズは「オプション」ダイアログの「カーソル サイズ」で変更できます。

ボーンの直接回転について

ボーン(ジョイントとジョイントの間の四角錐の部分)を直接マウスの左ボタンでドラッグすることで、ボーンを簡単に回転させることができるようになりました。ドラッグ中は操作部分に〇印の「インディケータ」が表示されます。これはIKなどによってボーンの回転が制約されて操作できない場合は×印となります。

その2へ続きます。

更新内容の一覧についてはバージョンアップ履歴を参照してください。