専門学校等での導入についてのご案内

ToyStudio Advanceはここ数年、専門学校のゲーム開発系コースでも導入していただいております。

ゲームCG科等で作成されたアニメーション付きCGモデルは、その後のプロセスで手軽に再生したり修正したりする手段がなかなかありませんでした。ToyStudio Advanceを導入することで、ゲーム開発科の学生がモーションの適合性をチェックしたり、独自にCGモデルのサンプルを作成してプロトタイピングを行えるようになりますので、ゲーム開発のプロセスをより柔軟にすることができます。

ライセンスご購入のお見積りについては、こちらのページのメール フォームからご依頼ください。

ToyStudio 1.6.1.9 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.1.9 をアップしました。

今回のバージョン アップでは、ミラー ポーズ関連のバグ修正と関連チュートリアルの更新や、アニメーション関連の機能追加などを行いました。

「ミラー ポーズ」コマンドについて

BBSの 「ミラーポーズの挙動に関する不具合?」でご報告を受けておりました不具合を正式に修正しました。トピックスの「9 ミラー ポーズについて」に 「ミラー ポーズに対応するボーン」の項目を追加し、正確にミラー ポーズを実行するためのボーン構造の条件を記載しました。

また、チュートリアルの「2-1 ボーンの作成」「2-2 スキニング」「2-3 ボーン アニメーション」を更新し、ミラー ポーズを正確に実行できるモデルの作成に対応しました。
(↓チュートリアルで作成のモデル)
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アニメーション関連機能について

「回転」ツール使用時の「ツール」 ウィンドウの下部に「オブジェクトのジンバル ロックを回避」チェックを追加しました。回転ツールのX、Y、Zハンドルを使ってオブジェクトを回転させるとき、ジンバル ロックを回避するかどうかを設定できるようになりました。アニメーションでオイラー角の補間を利用しない場合はOFFの方が使いやすくなります。

オブジェクト パネルの右クリック メニューの「以下を設定」のサブメニューに「回転を球面線形補間する」と「回転を球面線形補間しない」を追加しました。指定オブジェクト以下の球面線形補間設定を一括して行えるようになりました。

「FBXファイルの書き込み」等のダイアログに「アニメーションのベイク」グループを追加。その中に「球面線形補間をベイク」チェックを追加し、球面線形補間のオブジェクトのアニメーションを一定周期のオイラー角のキーで出力できるようになりました。読み込み側のソフトがオイラー角の補間にしか対応していない場合、これをONにして出力するとアニメーションにおける軸の反転などを防ぐことができます。

また、トピックスに「11 アニメーションにおける回転の補間」を追加しました。キー フレーム アニメーションにおけるオイラー角の補間および球面線形補間についての詳しい説明を記載しました。

ミラーのフリーズについて

「オブジェクト」メニューの「ミラー/再分割曲面のフリーズ」コマンドおいて、「ミラーのフリーズ」ダイアログを表示するようにしました。ミラーの中心から指定距離以内にある頂点について、フリーズの際に重複して定義しないようにできるようになりました。

このため、フリーズの際に下図のようにミラーの中心位置の頂点が左右別々に定義されることを避けることができます。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。